保育理念
~子どもの心に寄り添い保育の輪をひろげます~
子どもの最善の利益を保障し、家庭や地域と共に
子育ての楽しさを共有していきます

園だより・今月の行事

過去のすくすく通信(2026)

~ そだちの応援団 ~

2026-06-01
 4月・5月の2か月に渡り、各クラスで開催された親子参観に参加いただきありがとうございました。進級や入園という大きな環境の変化にも大分慣れ、家庭とはまた違った姿を垣間見ることができたのではないでしょうか。子ど達は日々、家庭や園での経験を重ねながらそれぞれのペースで発達をしています。
 
『発達』をわかりやすいように大きく分けると『運動面『社会性』・『言語面』となります。それぞれの面が単独で発達するわけではなく相互に影響を及ぼし合いながら進んでいきます。一般的に発達する年齢や段階はある程度決まっていますが、もともと持っている性質や周囲の環境によって、そのタイミングや獲得の方法が異なることもあります。私達大人に置き換えても、好奇心旺盛で多趣味の方もいれば一つのことにじっくりと取り組む職人タイプの方がいたり、PCが得意な人もいれば操作に苦戦する人もいたり・・・このようにそれぞれの個性や経験する機会の有無によって違いはあるものの工夫をしながら過ごすことができていると思います。
 
 価値観の多様化が進む現代においては、それぞれの良い所を活かし、苦手な所は個に合った方法で補ったり、他者に協力してもらったりしながら生活していく形が広まりつつあります。このような考え方が広がり相互にサポートし合うことができれば、みんなが自分らしく生きやすい社会になっていきますよね。そのような社会が広まっていくためには一人一人の『当たり前となる枠組みの捉え方』や『柔軟に対応する力』や『相手の状況を想像する力』が必要になってくると思います。では、その“枠組み”はどのように形成されていくのでしょうか。
 
 生まれて何年も経っていない乳幼児期にある子ども達は、自身と周囲との関わり合いの体験を通して様々な価値観や“枠組み”を形成している時期にあります。 一概には言えませんが、家庭での枠組みは『個の習慣』が多く、園での関わりは『社会一般的』な枠組みが多いように感じます。
 例えば、顔を洗ったり、歯を磨いたりなどの『生活習慣』に関することや目玉焼きには醤油をかけるとかソースをかけるなどの『食習慣』などは家庭での保護者の方との関わりが『その子にとっての当たり前』を作っています。一方、園では同じ年齢の子や年上、年下の子、家族以外の日常的に接する大人(先生)の関わりを通して先生が話していることを『聞く姿勢(意識も含めて)』や、『順番を守る』などみんなが気持ちよく過ごすための『ルール』があり、それを『守る大切さ』を身に付けたり、友達や年上、年下の子との関わり方などの『社会性』が身に付いていきます。
 
 現代は兄弟が少ない家庭が多く、友達と折り合いを付けたり人と関わっていくためのルールやコツを体験する機会が減少しているため、『大人の目が届き、適宜介入できる時にこのような経験を重ねていくこと』ができるのは園で過ごすうえでのメリットの一つに入るのではないかと思います。
 家庭と園では『個』と『集団』という違いがありますので、相互に見られる子どもの姿を細やかに伝え合いながら、その時にその子に合った体験や関わりを重ねられるように私達大人は、物的・人的な環境を整え、その『そだち』を応援してあげたいですね園には様々な分野で専門的に学びを深めてきた職員もおりますので何か気にかかることがあった際にはお声がけくださいね(著:江良)  
 
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