子育て支援megomego
過去のすくすく通信(2020)
先日、年長さんの保育参観が行われました。 久々に子ども達の姿を直接見ていただける機会に子ども達も、私達保育者も緊張とわくわくで胸がいっぱいとなりました。
なわとびや鉄棒での逆上がり、ドッチボールなど年長さんの運動能力やルールを守り楽しくゲームをする姿が披露されました。どれもコツコツと練習を重ねてきたものです。時には上手く出来ないことにイライラしたり、悲しくなったり、練習している子をチラリと気にしながら玩具で遊んだり・・でも、友達の「一緒にやろう!」というお誘いや、ちょっとした変化に気づいた保育者の「手の回しがよくなったね~」の一声で、やる気を出して取り組む姿が見られました。
春から月に1回ずつ行われていた書道・ピアノ・ダンスクラブの発表も行われましたが、子ども達の堂々とした姿に保護者の方も担当した保育者も感動し、目にはキラキラとしたものが光っていました。子どもたち一人一人がコツコツと練習し、楽しみ、時にもがいていた過程を見てきたからこその感動であったと思います。一人の年長の子が、「できない時は嫌になって、もうやめたいと思ったけど、できるようになってきたらすごく楽しいし嬉しい!」と言ってくれました。
この一言を聞き、春から小学校という新しい世界に踏み出すこの子たちは心の根っこの部分がしっかりしているのできっと大丈夫だなと感じました。
年長さん以外のご家庭にはDVD配布という形を取らせていただきましたが、ご覧いただけましたでしょうか。直接見ていただけなかったことは残念ですが、園における普段の子ども達の様子を知るという点においてはこの形が自然な姿と言えるではないかと思います。また、各年齢の子ども達の姿を見ることでお子さんの少し先の姿も予想できたのではないでしょうか?それぞれの年齢でのいろいろな体験の積み重ねが心や体の発達に繋がっています。
もうすぐ春。 期待と不安を胸に新しい環境に飛び込む子ども達を私達大人が見守り、応援し、もしもくじけそうになった時は受け止め、子ども達が安心して自分らしさが発揮できるようなかかわりをしてあげたいですね。 (著:江良)
まだまだ通常通りの生活とはならない状況下にありますので、
増やしていきますので、引き続きご理解とご協力の程をよろしくお願い致します。
(1~9/9件) |