子育て支援megomego
過去のすくすく通信(2019)
~ 子ども達のストーリ ~
2020-03-02
2月はたくさん園行事があり、その度に子ども達一人一人にドラマが生まれます。
昨年は、なわとび大会で力を出し切れず悔しくて大泣きしをしていたMさん(:_;)
今年は、なわとび大会が近づくころには毎朝日課のように、なわとび練習をコツコツ積み重ね、
体力も技術も自信も十分に蓄え、当日に挑みました!
始まる前は緊張した顔でしたが、この日まで重ねた練習の成果が発揮され、
見事300回を跳び1位のトロフィーをゲットしました!!
100回・・・200回・・・と息を切らしながら跳び、回数を重ねるごとに
カウントする先生たちはウルッ(:_;)司会をする先生もウル(:_;)カメラを構える先生もウルッ(:_;)
300回跳び終えた瞬間は友達がすぐに駆け寄り、Mちゃんを抱きしめて
「すげ~な!」「がんばったな!」と心から労ってくれ、その姿にも終始ウルウル (;_;)
子どもが頑張っている姿に先生達が感動するのは、小さい頃からの成長を見守り、
一人一人のストーリーを知っているからもあるんでしょうね。
また、年少さんは「Mちゃんみたいになりたい!」とキラキラした眼差しで見ていていたり、
年長さんから跳び方を教えてもらう姿もあり、きょうだいのような関係性ができています。
日中の生活を送るこども園は、子ども達にとっては〝日中の家庭〟でもあるので友達との横や
年上年下との縦の繋がりも毎年深くなっていくんですね。
お家の方から
「家でもなわとびを練習していたの。」 や 「今朝から、なわとび緊張する~って言ってたの」などの
家庭でのエピソードが聞けると、子どもがどんな想いで臨んだかなどがわかり、子どもの心に近づくことが出来ます。
逆に園での様子をおうちの方が知る事で
「今日は残念だったね」 とか 「またがんばって練習しよう」 など
子どものメンタルを家庭でもフォローしてもらえると、双方で子どもの気持ちをケアすることができます。
私たち保育者は、一人一人の子ども達と小さな頃から関わり、現在の姿とこれから
どんな大人に成長していくのか 未来も想像しながら日々関わり合っています。
また、その成長していく過程や姿を相互に伝え合い喜び合えることは、保育者としてのやりがいにもなります。
銀杏ヶ丘こども園の理念のように〝子どもの気持ち寄り添い 保育の輪を広げます〟に沿って子どもの成長を家庭と共に喜び合い子ども一人一人のストーリーを語り合えると嬉しいですね
(著:園長)
~ ドキドキ・ワクワク ~
2020-02-01
先月のカルタ会に続き今月は『なわとび会』が行われます。
時間を見つけて縄跳びの練習する子ども達。
楽しそうに跳んでいるお兄さんやお姉さんを見て意欲が湧いた3歳のAちゃんは、
縄を前後に移動させ
「ほら!みて!跳べるよ♡」と微笑んでいます。
「上手に縄を動かせるんだね。すごいなぁ。」
と言うと少し得意気に縄を回してニコニコしていました。
正確にはまだ跳べていませんが、意欲を持ってチャレンジする心や、
クルッと縄を回して前後に移動するスキルは獲得できています。
縄跳びはできてしまうと簡単ですが、実は・・複雑なスキルが必要となります。
基本となる両足跳びの工程を簡単に考えると・・・
① 縄を回す ② 真上にジャンプする ③ ①と②を続けて何度も繰り返す
上記の3つがすぐに思い浮かびますが、実は大切な体の調整力も必要となります。
〇 両足でジャンプし同時に着地する 〇 左手と右手を同時に回す
〇 真上にジャンプする 〇 ジャンプは縄が下に来るタイミングで
このように、自分の体をコントロールしながら、『回す』と『跳ぶ』をほぼ同時に行い、
それを続けていくのですから、なかなか大変です。
Aちゃんは①ができるようになりました。
次は足元に来た縄をジャンプする段階に入ります。
保育者は一人一人に合わせ、小さな階段を上るかのごとく、少しずつ体験を積めるよう日々関わっています。
しかし、一人で縄跳びが跳べるようになることを目標にしているのではありません。
その子によっては保育者が回す長い縄を一緒に跳んだり、
床の上でへびさんのようにグニャグニャと波打つ縄を飛び越えたりと、
意欲を持って取り組み、達成した喜びを共感しあい、次への意欲につながる力が育まれることを願っています。
縄跳びに限らず、一日一日の体験を積み重ねて心や体が健やかに育まれるように、
ご家庭での姿を教えていただきながら、一人一人の持ち味を十分に発揮できるように環境を整えていきたいと思っています。
同じように見える毎日も、子どもたちの視点から見るとドキドキ、ワクワク、新しい発見やいろいろな体験があふれているようです。今日どんなことがあったかをぜひ聞いてみて下さいね。
(著:江良)
~ 私の小さな頃ってどんなだった? ~
2019-12-02
先日、3歳から5歳の子ども達とお人形のメルちゃんでごっこ遊びをしていた時、一人の子が
「私が赤ちゃんの時ってどんなだった?」 と尋ねてきました。
「そうだなぁ。まだ0歳だったからミルク飲んでいてね、途中で眠くなって飲まなくなったから哺乳瓶を外そうとしたら、ハッと起きて凄い力でまた飲み始めたことがあったなぁ。」
とエピソードを伝えると、周りにいた子ども達も
「私は?」
「僕は?」
と次々に聞いてきました。
「Aちゃんは、B先生が大好きで、いつもB先生にくっついていたんだよ。」とか、
「C君は、抱っこで眠ったから布団に寝せようとすると、気づいて泣いちゃうから、こうやって、ゆっくりゆっくりと寝かせたなぁ。」
とメルちゃんで実演してみせると、子ども達は大爆笑。
どの子の顔もニコニコで、自分の小さな頃のエピソードをせがんできます。
(小さな頃といっても、今でもまだ産まれてから3年や5年しか経っていないのだけどなぁ・・)
と思いながらも一人一人にエピソードを伝えました。
エピソードを聞いた子どもは少し恥ずかしそうな、でも満足しているような表情に見えました。
子ども達と離れた後も、私の頭の中では子ども達の小さな頃の出来事が次から次へと思い出され、
ほんの数年ではあるけれど、すくすくと成長しているなぁと嬉しく、頼もしく思いました。
また、こんなに沢山の子ども達のそだちに日々関わり合うことができる幸せと、その責任の重さも改めて感じました。
子どもの愛着関係の形成や社会性の発達に関する講演をされている、東京大学 遠藤利彦先生のご著書に以下のような一文があります。
「子どもは人との豊かな相互作用の中で育ちます。 子どもの発達に大切なことは、
周囲の大人からの何気ない当たり前の関わりの中にすべて含まれているのです。」
(遠藤利彦 『赤ちゃんの発達とアタッチメント 乳児保育で大切にしたいこと』 ひとなる書房、2017年、4頁)
何気ない一日の丁寧な積み重ねが子ども達の健やかな発達に繋がることを心に留め、
その日の子どもの喜び、悔しさなども含めた心の動きや、一日を精一杯頑張った子ども達の
イキイキとした姿を保護者の方にお伝えし、すくすくと育っていく過程も共有していきたいと思いました。
また、ご家庭でのエピソードを私達に教えてもらえると嬉しいです。集団生活での姿とは違った一面を知ることで、より子どもの心に寄り添うことができるのではないかと思うのです。
子ども達の小さな頃のエピソードを思い出した後、私はホッコリと穏やかな気持ちになりました。エピソードを聞いた子ども達がみせた表情は私が感じた気持ちと同じものだったのかもしれません。
今日、ご家庭でもお子さんの小さな頃のエピソードを通して会話を楽しんでみませんか?
(著:江良)
~目を離さず、手を離さず~
2019-10-01
夏の暑さが落ち着き、園庭にトンボやバッタなどの虫たちが集まりだし外遊びをどんどん楽しめる季節となってきました。近年、子どもの遊び場や保護者同士の交流の場が減っている現状を受け、保育施設は地域へ場所の提供することも役割の一つとなっているので、降園時に園庭で子どもがのびのび遊び、親同士の会話が出来る環境は貴重で幸せな光景です。
ただ、降園時に大人の目が行き届かない所で、ハッとさせられる危険な遊び方を子どもがしていたり、道路へ飛び出し近所のお宅に向かうなどの事例や報告があり、子ども達と約束事を話し合っています。
昨年度、県内の保育施設で降園時に、保護者の送迎の車に接触した園児の事故事例の報告を受けて、降園時の園庭遊びを閉鎖したり注意勧告がなされるなどの措置をとられた園もありました。当園も、事故があってからでは遅いため早急な措置をと取ってしまえば簡潔に済むことですが、もっとみんなで考えなければならないことは他にもあるはずですよね。
子どもにケガをさせないために遊ばせないと考える方々も増えておりますが、親子で遊びにおけるルールをその都度、伝える機会を持つことも子どもがこれから生き抜いていく上で大切となることですよね。
また、公的な場所で迷惑をかけたら、善悪の判断を周りの大人が伝えていく事も大切ですね。
それぞれが園庭遊びのマナーを守り、安全についての約束事を伝え合うことでこれまで通り親子で安心して楽しめる場としての利用を継続していけると思っています。その為には、周りの大人がしっかりと見て危険な時はちゃんと守れる体制が必要です。
登園してから降園するまで、保育時間中の子ども達の安全は保育者が全力で守っていますが、お迎えの時間帯の子どもの安全は保護者さんに委ねられるため、子ども達からは目を離さず手を離さず安全に降園していただくことを心からお願いしたいと職員一同で切実に思っております。
子ども達には引き続き、安全教室や帰りの会などで手を繋いで帰るように約束させたり、安全な遊び方を伝えることを積み重ね伝えていきたいと思います。お家でも安全に遊べるよう話し合ったり、手を繋いで歩くなどの約束事を話し合ってみて下さい。
~イキイキ・キラキラ 『心』を育てる
2019-09-02
先月の個人面談ではまるまる1か月をかけて、園児一人一人の保護者の方とお話しをすることができました。お時間をいただきありがとうございました。
家庭での面白いエピソードや園での様々な姿など、イキイキとした子どもの姿が語られる中で、
新たな一面を発見したり、成長を共に喜び合ったり、今の子どもの姿を認めながら応援するために、家庭と園とでどのようなことができるか・・・などについて一緒に思いを巡らせることができたのではないかと思います。
子ども達は園で保育者や子ども達と共に過ごす中で様々な体験をします。
食事や排せつ、午睡などの生活面はコツコツと丁寧に、遊びを通して数の概念や色、物の名前、
自然、季節など学習の土台が育まれ、技術や知識などの力がついていきます。
また、朝から夕方までの生活の場には同年齢の子、年上の子、年下の子、活発な子、穏やかな子、積極的な子、慎重な子などいろいろなタイプの子が集まっているので、様々な感情のやりとりが生まれます。
この感情のやり取りが刺激となり、自分一人では思いつかないアイディアが浮かんだり、人と
かかわる楽しさを感じたり、遊びの幅や興味の範囲が広がったりします。
一方では思いがぶつかり合い、時にケンカになることもありますが、これはこれで少しずつ相手の思いを想像したり、折り合いをつけたりと他者とかかわる力に繋がっていきます。
もちろん、始めから上手く自分の感情をコントロールはできないので保育者が仲介に入ります。
保育者がじっくり双方の話を聴き、気持ちに寄り添っていると、子ども達も自分の行動を客観的に
見つめることができるのか、子ども自身で解決に至ることもあります。
目に見えやすい 『技術や知識の獲得』 だけではなく、目には見えにくい 『心』 も日々のかかわりの中で育まれています。
乳幼児期にしっかりと自分を受け止めてもらえた子は安定した心の土台が作られ、ちょっとした失敗が続いたとしても「今度また頑張ろう」と立ち直ることができるそうです。
先日、職員で参加した研修の中で、
子どもの育ちを願い、日々かかわる保育者や園にとって大切になることとして、
“ 園には 力をつけること と、 心を育てること の2つの目標があり、
急いで力をつけさせようとしたり、行き過ぎたりすると子どもの負担になることもあるのでかかわりの中で 『心』 を育てることを重視してほしい ”という言葉がとても心に響きました。
できるようになることだけに注目するのではなく、
今、何に興味・関心を持ち、どのようなことで目がキラキラと輝いているのかに注目し、
その興味・関心を十分に体験できる環境を整えることを優先してあげたいと取り組んでいます。
一人一人の子が本来持っている輝きが存分に発揮できるように、
これからも家庭と園とで思いを伝えあいながらより良い環境を整えていけるよう努めていきたいと思います。
子どもがどんな場面でイキイキとし、何にキラキラしているのかなど、
またエピソードを伝えあいましょう

(著:江良)
~た・つ・ま・き?くるくる???~
2019-08-01
毎月の避難訓練は子ども達にとっては、ちょっぴり怖くてちょっぴり面倒なものになってくるのですが、7月の避難訓練は「たつまき」を想定した訓練だったので、初めて竜巻を知る子も多く、前日の帰りに玄関で親子のやり取りの話題にもなっていました。
5才の兄 「明日のひなん訓練めんどくさ~い(+_+)」
母 「な~に言ってんの。ちゃんとやらないとダメなんだよ!」
そのやり取りを聞いていた
3才の妹 「フーって風くるんだって!」と手を左右に大きくに振って見せると、
母は 「・・・?」
兄が 「クルクル~って回るんだって!」と片手で大きく腕を回すと
母は増々 「???・・・」
といった反応。
一連のやり取りが面白くて、ついついお母さんに
「たつ巻の避難訓練のことだと思います」と正解を教えてしまいましたが。
そこでやっとみんな納得しニッコリ顔に(^^)
子どもの年齢によって持っている言葉のボキャブラリーに差があるので、表現の仕方に違いがありますが、相手に必死に身振り手振りで伝えようとしていたほのぼのエピソードでした。
この子どもの姿を通して、職員で話し合い、聞きなれていないんだね・・・など気付くことができたので、翌日の避難訓練後には、みんなで「た・つ・ま・き」と復唱したり、たつ巻の威力や避難の仕方などをクイズにしながら伝えていました。
また、3.4.5歳児さんは、災害時や緊急時の際、保護者へ園児引き渡しの模擬訓練も行い、もしもに備えて職員の連携の取り方を確認し合いました。
つばめ組さん達は、たつ巻を理解までは出来ていなくても
『怖かったらすぐに先生の所に集まる』という咄嗟の行動や習慣が身についていけるよう伝えていました。
もっとも発達のスピードが早い乳幼児期は、各年齢により表現の仕方が違うように、子ども達への伝え方も一筋縄ではいきませんが、避難訓練を積み重ねることによって、先生が絶対に守ってくれる!という信頼感は持ってくれるよう今後も継続していきたいと思います。
(著:園長)
幼保小連携交流
2019-07-01
先日、幼保小連携交流があり、向陽小学校の運動会の予行練習に年長さんが参加させていただきました。
一年生と玉入れ競技を一緒に楽しんだり持久走を大声で応援したりして、大いに楽しんできました。
つい2.3か月前まで一緒に園で生活をしていた一年生の子たちが、もう立派に小学生の仲間入りをして、
機敏に動いている様子も伺うことができました。
見学を終えた年長さんは、園に戻ってから運動会ごっこに火がつき『先生と競争する!』と挑み、何回もダッシュするなど、かなり刺激を受けてきたようです。来年はこの子たちが、年下の子達に刺激を与える立場になってるんだろうな~(*’ω’*)
今月は、小学校の先生が給食の様子を見学しに来る予定です。園での食育指導は、子どものペースに合わせ、食べられる食材を増やしつつ食事のマナーや基礎の部分を身に付けられるよう対応していますが小学校では給食も時間で区切られるので指導法が変わってきます。
急な環境や対応の違いに、真ん中にいる子ども達が戸惑わず、スムーズに一年生になる準備をしていけるよう、今の子ども達の姿を見てもらい、園と小学校の指導方法を共有し合い連携を密に取っていくことが大切になっていくのだと思います。
子ども一人一人の個性が小学校でも発揮できるよう、繋ぐ橋渡しをしていきたいと思っています。
(著:園長)
ちいさな種まき
2019-06-01
ポカポカと良いお天気が続いたある日、外から『キャッキャ』と楽しそうな声が聞こえてきました。
外を見ると・・・1歳児が紐でつないだ風船を手に、園庭を走っていました。自分の後を付いてくる風船を見て笑顔になっています。
そのうち、一人の子が花壇で回る風車を見つけました。
一人また一人と花壇に集まり、クルクルと回っている様子をジィーっと見つめています。
そのうち、そぉーっと手を伸ばして風車を止める子がいました。
手を離すとまた回りだすのを不思議そうに見つめていました。
今は「どうしてクルクルまわるのだろう?」と考えるものの、その答えまでは求めませんが、『風』について知る機会が来た時に、小さな頃の体験と結びついて『あっ!そうか!』という理解につながっていくのだと思います。
小さな頃からの様々な体験が子ども達の未来につながることを思うと、子どもの目線や子どもの時間の感覚に合わせてじっくりと向き合ったり、子どもの発見に共感したりする機会は大切ですね。
家族や保育者など身近な大人との関わりの中でまかれた沢山の種は、子ども達の心の土台でゆっくりと育まれ、一人一人の興味や関心、取り巻く環境などいろいろなことに影響を受けつつ、適したものが芽をだし、葉をつけ、いつかはその子らしい花を咲かせるのだと思います。
まいた種の様子を丁寧に見つめ、その状況に応じて手を掛け過ぎず、見放さず、最適な環境を整え、すくすくと育つお手伝いを私達大人は続けていきたいですね。
今日も園では小さな種まきが行われています。
(著:江良)
心の充電
2019-05-01
桜も見頃を迎え、各クラスでお花見に行ってきました!
バスに乗って広い公園で遊べたことで、子ども達はリフレッシュ出来たのではと感じています。
進級・入園から1ヶ月が経ち、子ども達は新しい環境についていこうと、毎日様々な事に頑張っています。
活動量も増え、体力的にも気持ちの面でそろそろ疲れが出てくる頃でしょう。
例年、この時期は送迎時の際に保護者さんから『家では甘えんぼさんになっちゃって‥』や『最近泣きやすくて・・』といった内容のお話を多く伺います。
子ども達は、園での集団生活の中で自分の身の回りの始末やおもちゃのお片付けなど、友達を真似ながら自分でやってみようと様々なことにチャレンジしています。
また、『友達の使っているおもちゃを使いたいけど少し順番を待ってみよう・・』とか、『まだ絵本を読んでいたいけど給食の時間になったから、後で読もう・・』など、自分の思いに折り合いをつけようとする場面もいくつもあります。
友達や年上、年下の子、何人もの保育者との関わりの中で人間関係の基礎や社会性の土台を築いているこの時期は、園でたくさんのことを吸収しています。
毎日、気を張り巡らせて頑張っている分、家では自分が好きなおもちゃで自由に遊んでリラックスし、甘えを受け入れてもらえることに安心しながら、“心のバランス”を取っているのかもしれないですね。
お家で“心の充電”をたっぷりできた分、園では切り替えて頑張れる面もあるのかも…この『心の・・・』の吐き出し所が、この時期に“甘えてみたり、泣きやすかったり”といった行動に出ているのかもしれないですね。
私達保育者も送迎時に、子ども達の日中の様子を保護者さんに伝えたりご家庭での様子などを伺いながら、一緒に子どもの達の“心のバランス”に配慮していきたいと思います。
掲示版やHP、お帳面などを利用しながら子ども達の様子をお伝えし、家庭と園とが相互に子どもの姿を共有し一つ一つの成長を喜び合える存在でありたいと思っています。
『子どもの心に寄り添い、保育の輪を広げます』
という銀杏ヶ丘こども園の保育理念の下に、ご家庭と園と地域が共に子育ての楽しさを共有できるよう努めていきます。 (著:園長)
よろしくお願いいたします
2019-04-01
私達保育者は日頃から、子ども達が安心して遊べる環境づくりに取り組み、子ども達がのびのびと毎日を過ごせるような保育を心がけています。また、ご家庭と園とが相互に日常の様子や子どもへの思いや、願いなど、伝え合いながら子どもの健やかな成長を共に喜び、共に悩み合える存在でありたいと思っています。
すくすく通信は8年目を迎えました。日常の子どもの姿から見える
『そだち』や『気付き』、『子どもに関する様々なこと』を今後も掲載していくとともに、送迎時や掲示板、連絡帳等でも保育の様子を解りやすくお伝えし、保護者さんとの信頼関係をしっかり築き、深め、連携を取っていきたいと願っています。
保護者の皆様も、日頃の子育てに対する思いや相談事などございましたら、気軽にお声を掛けて下さいね(*^_^*) また、子育て支援megomegoや子育て相談など、園内での取り組みへのご参加もお待ちしております。
今後もご協力いただく場面が多々あるかと思いますが、宜しくお願い致します。
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