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過去のすくすく通信(2020)

過去のすくすく通信(2020)
 
~ 遊びの中で発見! ~
2020-08-01
 日中は暑い日が続いていますが、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
 季節が夏から秋に移り変わっていることを感じます。
 園庭で子ども達が競って探していた虫もダンゴ虫からバッタやトンボへと変わっていくことでしょう・・。
 園にいると、毎日は同じような繰り返しではないことを心から実感します。
それは、子ども達が瞬間瞬間に全力で向かっているからなのではないか・・と私は思っています。
そんな子ども達はもちろん遊びも全力投球です。興味や関心を持ったことにはとことん向き合います。
 
 先日もこんな場面に出会いました・・・。
 
 プール遊びを楽しんでいる2歳児さん。
数名の子が手で水をすくって放り投げ『キャッキャ!』とはしゃいでいます。
そのうち、一人また一人と別のことに興味を持ち、次の遊びへと移行していく中でもずっと続けているAちゃん。
様子をじっとみてみると、空中へ放たれた水が丸くなることに不思議さを感じ何度も放っているようです。
遊びの中で、水の液体としての性質を発見していたのです。
そこに気付いた保育者がさりげなく、「お水、丸くなっているね~。」と声をかけると、
Aちゃんは(やっぱり!先生もそう思う!)と言いたげな表情になり、また水が丸くなる様子に夢中になっていました。
 
 この、『何でだろう?不思議だな?』という体験が、いつか“いろいろなことを知りたい”という気持ちにつながっていくのだと思います。
 
 また別の日に、園庭探索に出かけた2歳児さん。
年長さんが大切に育てているひまわりをじっと見上げています。
見上げる子ども達に保育者は「どっちが高いかな~。」と声をかけました。
すると、「ひまわりの方が高い!」と声があがりました。
「そうだね。ひまわりの方が高くて、みんなの方が低いね~。」とさりげなく伝え、子ども達とひまわりとの背比べが始まりました。
 
 この体験を通して、子ども達はこれまでの『大きい、小さい』だけでなく『高い、低い』の概念に触れました。
これから日常を通していろいろな『高い、低い』に触れる中で確かなものになっていくのだろうなぁ・・と楽しみでなりません。
 
 このように、遊びや何気ない会話の中で子ども達は日々、いろいろなことを吸収していきます。
今回のように知識面だけでなく、目には見えない相手の感情や人とのコミュニケーションなども含まれます。
 子どもの目線や行動からその心が動いた瞬間をとらえてさりげなく種を蒔いてあげられる、私もそんな人でありたいなぁと思います。
 ご家庭でもきっと、いろいろな発見があることと思います。
お子さんの心が動いたエピソード、お帳面や送迎時に聞かせてもらえることを心待ちにしています。 
 
(著:江良)
 
~ 遊びの中で育つ力 ~
2020-08-01
 7.8月は全ご家庭を対象に個人面談を予定しています。
子ども達が園で、どのような場面で頑張っているのかをじっくりお伝えする
お時間を設けさせていただいております。
 毎年、各年齢により面談の内容が違い、主に話の中心となるのは、
0.1.2歳児さんは離乳食の与え方やトイレトレーニング方法や生活リズムの習慣づけなどがあり、
3.4.5歳児さんになると、お友達との関わりや自我への対応、・自己表現の仕方・情緒面・社会性
・就学のことなどなど。
 各年齢によって発達の課題が変わってくるのでお話しさせていただく内容も違い、
親の悩みはつきませんが、それと同時に“成長”というご褒美も 得ることが出来ますよね。
 
そんな発達の過程を経て、年長になった5歳児さんは毎年『こども会議』を開いてもらっています。
不定期にですが、子ども達が主体となって園での遊び方や環境・安全のことなどについて、
自ら考えた意見を友達と伝え合いさまざまな活動に移していきます。
 来月は『給食リクエストメニュー』をグループで話し合い調理室に要望を出す予定です(*’ω’*)
 子どもは楽しいことや遊びは自ら進んで何度でもやりたがり自発的な活動で、
一番イキイキしている状態なので脳の働きが活発になり様々なことをどんどん吸収します。
幼児期に「遊びの中で育つ力」が伸びてくことで、学童期の「学びの基盤」を作っていくそうです。
 
 たくさんの遊びや人との関わりを経験しながら、相手の想いを知ったり譲り合うことも覚える
など、集団で活動できるような心の幅が広がっていくので、幼児期から たくさん遊び込む経験は
とっても大切です。
 
 ただ小学校への就学を期にこども園での過ごし方とは環境も生活リズムも大きく変わります。
小学校では机と椅子に座ってのお勉強が活動の大半を占めていますが、
幼児期に遊び込んだ経験を土台に、“集団で考える力”や“思考を深める”などの楽しさに発展
させていくのですが、その環境の変化についていけず、着席出来なかったり、自由に発言したり、
友達とトラブルを起こしてしまったりなど・・・「小1ギャップ」や「小1プロブレム」と近年はいわれています。
 子ども達が無理なくスムーズに新しい環境にも対応できるよう、
当園でも幼保小の連携に力を注いでおり、丁寧な引継ぎを心掛け小学校の先生が来園し
保育活動を参観する際は対応の仕方をお伝えしたり、小学生と年長さんの交流会を設けた後は、
小学校内を見学させてもらい、就学を期待できるような働きかけを行っています。
 私たちは主に集団での子どもの姿を見て就学先での姿などに重ね合わせ、対応してます。
就学への疑問や不安、または子育て中の心配ごとに対し、保護者のみなさんと一緒に考え共有する
ことで少しでも心の重みが軽減できるといいなと思います(*’ω’*)
(著:園長)
 
~ ♪ささのはさ~らさら ~
2020-07-01
 毎朝、子ども達の歌が聞こえて来ます。
 7日に行われる七夕まつりを前に、玄関などにもかわいらしい短冊が飾られました。
 一つ一つの短冊には、子ども達の願いや保護者の方のわが子への思いが込められています。
 みなさんの願いが叶いますように・・・。
 
 大切に思うからこそではありますが、
『うちの子、もう少し落ち着いてくれたら・・』
『最近、ちょっと頑固になってきたなぁ・・』 などなど考えることはありませんか?
でも、視点を変えてみると・・・
『うちの子、活発で元気がいいな!』 や 『うちの子、最近意志が強くなってきたみたい!』
というように捉えることもできます。 
このように今の見方とは違う見方をしてみることをリフレーミングといいます。 
みなさんも、何度か耳にしたことがあるかと思います。
 
 一つの見方にとらわれると、時に苦しくなってしまうこともあります。
色々な視点で物事を見ると、新しい発見があったり、少し気持ちが楽になったりすることもあります。
 保育者も、子どもへの思いが強くなればなるほど、
いつの間にか一つの見方にとらわれることもあるため、
複数の職員の多様な視点から子ども達の姿や育ちを見つめています。
 
 これから始まる個人面談や、玄関先のリフレーミングボードが
新しい視点となり、子育ての幅が広がるきっかけとなりますことを・・・。
 
(著:江良)
 
~ 社会生活の第一歩 ~
2020-06-01
天候の良い日が続き、虫や草花などの自然に触れながら外遊びを活発に行える季節となって
きました。
子ども達は新しい環境にも慣れ、さまざまな活動に意欲的に参加している姿が見られています。
その反面、気疲れからか体調を崩しやすくなる時期でもあります。
登園してから降園まで約7~8時間、園で集団生活を送っている子ども達ですが、
気持ちを張ってがんばっていることも多くあります。
大人の社会と同様に子ども社会にも、遊びのルールや基礎的なお約束事、
子ども同士の暗黙のルールなどがいくつもあり、そこを踏まえていくまで、
時に泣かされたり、ケンカになりながらも、相手を労わることを覚えたり、
仲良く遊べる術などを体や頭・心で学んでいます。
 
園生活は子どもにとって家庭から離れた社会生活の第一歩となり、
社会性を育む場でもあるので、様々な体験を通して成長発達に繋がっていけたらと思います。
こういった、子ども達の姿を送迎時に保護者の皆さまと伝え合い、
子育ての楽しさを共有できていたのですが、
コロナ対策の影響を受け玄関対応となってからは、
伝える機会が少なくなっていることを心苦しく思っています。
 
今日の小遠足は遠出することが難しい状況ですので、
先生達で知恵を出し合い、園内でのレクリエーションを
企画し、お弁当詰めなどをしてピクニック気分を楽しみました。
また、6月は参観日を予定しておりましたが、大勢の父兄が
一斉に園内に出入りし移動することを回避しなければならず、
ご父兄の参観は難しいと判断しました。
ただし、一概に中止としてしまわず参観自体の行事のねらいは、
“子ども達の進級した姿を見てもらう”というのが目的でもあるため、
各クラスの活動の様子をビデオ撮影し、ご家庭に配布する方法にて形を変えて
お伝えしたいと思います。
色々なことが、例年通りにいかず活動の制限もありますが、
園行事には、それぞれ目的や意味があり、これからの子ども達の成長発達に
関わっていく事ですので、なんとか良い思い出に残してあげられたらと思っております。
まだまだ通常通りの生活とはならない状況下にありますので、
これから予定されている各行事につきましても、
園の安全・衛生管理をベースに今後の国や県、地域の状況によりその都度、
見直し検討していきたいと思います。
また、日々の子どもの成長を保護者の皆さまにお伝えする機会も徐々に
増やしていきますので、引き続きご理解とご協力の程をよろしくお願い致します。  
(著:園長)
 
~ 今年度もよろしくお願いします ~
2020-05-01
新しい環境となり1か月が経とうとしています。
進級した嬉しさにちょっぴり背伸びをして頑張っている子、
これまでとは違うクラスの雰囲気にどう自分を表現しようか模索中の子、
沢山の初めての体験をフルパワーで楽しんでいる子、
新しい活動のリズムやクラス担任に慣れ、お気に入りの先生を見つけると手を伸ばして抱っこを求めたり、指差しをしながら「ん!」と声を上げ、保育者の目を見つめたりする赤ちゃん。
 
 私達保育者も、子ども達と毎日過ごす中で
(Aくんは、こういう風な話し方をすると伝わりやすいのだな)とか、
(Bちゃんは、つがーるちゃんのポスターを見ると泣き止むみたい!)とか、
(Cちゃんは、子守唄を歌うと安心して眠れるみたいだなぁ)等々、
その子なりの特徴を発見し心に寄り添う瞬間に喜びを感じています。
そして、もっともっと子ども一人一人の特徴について理解を深めたいと思っています。
 
 玄関での対応となり、これまでのように保護者の方々が園内に入り、
子ども達の過ごす環境や遊びに熱中している姿を見たり、
その日のエピソードなどを細かく保育者から聞いたり・・
ということが難しい状況になっていますが、園での様子をお帳面やお便りなど今の状況に合わせながらお伝えしていきたいと思っています。
 
 当たり前であったことがそうではなくなり、先の見えない状況に
私達大人も少し不安になることもありますが、こんな時こそ
銀杏ヶ丘こども園の保育理念である、 
 
子どもの心に寄り添い、保育の輪を広げます』 
 
が活きてくると思っています。
 
 ご家庭と園との相互の視点で子ども達の姿を共有し、一つ一つの成長を喜び合い、
今できる最善の環境を整え、子どもたちが色々な体験を積み重ねていけるように努めていきたいと思っておりますので、ご家庭での姿や様々なエピソードを、お帳面等でお知らせいただけるのを楽しみにしています。
 未知の世界を子ども達がすくすくと育んでいけるように、一緒に頑張っていきましょうね。                          (著:江良)
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